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今回は突然の体調の変化に、心配になってしまった出来事についてお伝えします。
人間でもヘルニアは多くの方が患う症状ですが、犬もヘルニアを患います。
特にヘルニアになりやすい犬種は、ダックスフンド、ミニチュアダックスフンド、ウェルシュ・コーギー、トイプードル、シーズーなどです。
R君はダックスMIX犬なので、ヘルニアになりやすいとは聞いていました。
しかし、まだ3歳と若いので油断していました。
前日まで元気だったR君が、あれっ段が上がれない⁉︎
歩道に上がれない、、、玄関の段差に上がれない、、、歩く速度もゆっくり。
痛そうな素振りは見せませんが、明らかに歩きにくそう。
散歩もぴょんぴょん跳ねる様に歩いていたのが、後ろ足を少し引きずるように歩いている。
反省点
階段はヘルニアになりやすいので、家の階段は抱っこして上がり降りしていました。
しかし脱走が続いていた時期は、制止が間に合わず階段を自分で上がり降りしてしまう時がありました。
以前は椅子に座っている家族の膝に前足を乗せ、立ちポーズをしたりしていましたが、あれもいけなかった。
ご飯がないかな〜と、ゲージの上に前足をかけたりもしていた。
散歩で通る公園の階段は低いので、抱っこしないで通っていた。
診断
病院で診察を受けると、やはりヘルニアの初期症状と診断を受けました。
痛み止め(炎症どめ)と胃薬の処方がありました。
ヘルニアには段階があります。
グレード1:痛みあり、麻痺なし。普段できていた段差の昇り降りができな い。抱き抱えると泣き声を上げる。
グレード2:痛みあり、軽度の麻痺あり。ふらつき歩行、すり足が見られる。
グレード3:完全麻痺の症状。足を引きずって歩く。
グレード4:麻痺あり、排泄障害、失禁あり。
グレード5:深部感覚の消失。痛みを感じない状態。
R君はグレード1の症状なので、薬の処方のみ。
グレードが上がるにつれ、手術をしなければいけない状況になります。
調べれば調べるほど心配になってきます。
改善点
階段は低くても抱っこする。
階段のある散歩コースを変更し、階段のないコースにする。
段差は徹底的に抱っこする。
散歩は控えめに半分くらい。体調を見ながら行く。
前足を上げ、立ち上がる動作をしたときは注意し、やらない様に対処する。
処方された薬をきちんと飲む。
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その後の経過
実は良くなりました!
良かったとホッとしました。
元の状態に戻るまで、2週間かかりました。
病院に行ってから4日間は薬を飲み、散歩もかなりゆっくりで半分の距離。
10日間まではあまり好転せず、心配になりました。
まだ3歳なのにこのままだったらどうしよう。前のようにぴょんぴょん楽しそうに歩く姿にはもう戻らないのか、とか。
しかし、10日を過ぎるとだんだん元気になってきました。
元々食欲はありました。排泄もいつも通りですが、お尻がついてしまう体勢だったのが、お尻が浮く様になってきて、おやっ!よくなってきたか?
段差は自分から登ろうとしませんが、散歩で歩く早さの速度が少し上がり始めました。
14日後には歩く速度も戻りました。
階段を登らないように、ゲートも一工夫し、徹底して段差は避けることを続けています。
それから3ヶ月経った今まで、ヘルニアの症状は出ていません。
これからも気をつけながら過ごしていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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